兄弟に抱いていたコンプレックスの中に、実はその差別感を植えつけていったまわりの人間に対する怒りが隠れていた、ということもあるでしょう。
カウンセリングの場でそんな怒りが表出してきたのなら、思いっきり叫んだください。
「あんたたちに比べられたくもない。わたしはわたしだからいいじゃないか!」
「人の優劣を決めるほど、あんたたちは偉いのかっ!!」
溜め込んできた気持ちにそんな感情が含まれているのなら、それをカウンセラーの前で噴出させたときに、不思議なほど胸のつかえがとれていることがあります。
「わたしはわたしでいいんだ」
という結論にたどりつけたとき、きっとコンプレックスも消え去ってくれるはずです。そして自分を認めた上で他人と認めるということが、自分を認めずに他人だけを認めていたときとは、まったく違う心持ちになることにも気づくでしょう。


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