日本では欧米ほどカウンセリングの分野が発展していません。
カウンセリングの代わりを担うために周辺領域の裾野が広がった
ともいえるでしょう。
おそらく身近な代替品として、一番多様されているのは「占い」です。
悩み事があるときに「カウンセリングに行こう」となると敷居が高いですが、
「占いに行こう」というのは食事に出かけるくらいの手軽さだと思います。
実際に占い師の方の多くが、「カウンセリングのようになることがある」と
答えています。しかし、これはあくまで「ように」であって、カウンセリング
とは違うものです。
よく使われるのが性格を数種類に分けて、その性格にあった対処法パターンと
いう占い方。
実はこの性格や傾向をはかるものが心理学には存在します。そして
カウンセリングにもそれを活用していきます。
ここで「じゃあ同じじゃない」と思うのは早計。
その性格分けの根拠になるのが生まれた月やカードの並びなどとなると
科学的根拠が薄くなるからです。
また「占い」では未来がある程度予測されるようですが、カウンセリングの
先に決まった未来は用意されていませんし、善悪の判断になるような吉凶
の判断もしません。
カウンセリングは、占い師のように主観が入ることはゆるされない領域です。
あくまでクライエントが問題を解決していく主力であり、そこに先入観や誘導、
暗示がないようにしていきます。


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